本記事はPRを含んでいます
スポンサーリンク

縞鋼板とは?特徴やサイズ規格のまとめ

縞鋼板は”しまこうばん”と読みます。

普通の板金よりも滑りにくいため、踏板として多く利用されており、主に工場や建設現場、車両の床面、階段、歩道橋など、人や物が滑りやすい場所で使用されます。

特徴

縞鋼板は表面に格子状の模様(リブ)が浮き上がるように加工されており、滑りにくい構造になっています。

圧延時の仕上げ圧延ロールに模様付きの専用の物をセットすることで形付けられていて、鉄の場合は表面の酸洗処理は行わず黒皮のまま使用されます。(黒皮の方が耐食性に優れているため)

製作するメーカーによってリブの配置や模様は多少異なりますが性能はほぼ変わりません。

サイズ規格

縞鋼板は、主にJIS(日本工業規格)に基づいて製造されています。

材質はSS400相当の炭素鋼熱間圧延鋼板(熱延鋼板)が一般的ですが、ステンレス材やアルミ材を取り扱っている業者もあります。

板厚(mm)は2.3 / 3.2 / 4.5 / 6.0 / 9.0 / 12.0 / 16.0 / 19.0 / 22.0mmがありますが、機械設備の踏板としては3.5~6.0mmが多用されています。

また定尺は914×1829、1219×2438、1524×3048(mm)の取扱いが一般的で、業者によっては1524×6096mmまで取扱いされています。

まとめ

縞鋼板はその滑り止め効果や耐久性から、多くの産業や公共施設で重要な役割を果たしています。適切な規格や用途に応じた選定を行うことで、安全性とコストパフォーマンスを両立することが可能です。

初心者でも基本的な特徴や規格を理解することで、適切な縞鋼板の選定が行えるようになります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました