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機械設計に向いている人と向いていない人の決定的な違い

機械設計に向いている人と向いていない人の決定的な違い 機械設計エンジニアの悩み・愚痴

機械設計者には向き不向きがあります。

私自身機械設計者として働いていますが、ぶっちゃけ「この人は機械設計者には向いてないなぁ…」と同僚に対して感じることが結構あります。

すでにその同僚は退職していますが、こういったことが過去に何回かありました。

何回も経験したことで、機械設計者に向いてない人には「ある傾向」があることが分かりました。

そこでこの記事では、現役の機械設計者が思う「機械設計者に向いていない人のタイプ」「向いてない人向けの考え方」について紹介したいと思います。

機械設計者になろうか迷ってる方は、ぜひ参考にしてみてください!

「機械設計はやめとけ」と思うタイプの人

機械設計者に向いてない人は次の2パターンに分けられます。

1.物事を深く考えない、楽観的なタイプ
2.自分の仕事に自信が持てず、考えすぎてしまうタイプ

それぞれ説明していきます。

1.物事を深く考えない、楽観的なタイプ

このタイプの人の特徴はこんな感じです。

・指示された仕事だけやる
・疑問に思っても質問せずに放置する
・同じ失敗を何度も繰り返す

このタイプは、一見そこそこのスピードで仕事をこなしているように見えて、実はミスだらけという場合が多いです。

しかも同じミス(ちゃんと確認すれば防げるような単純なポカミス)を何回も繰り返して、ミスの修正にてんやわんやしてます。

もちろん上司や他部署からの信頼もだんだんと薄くなり、その結果重要な仕事も任されなくなるのですが、そのことに不満を持って退職する場合が多いですね。

おそらく本人は何が悪いのか気付いてないのかな?と思います。

2.自分の仕事に自信が持てず、考えすぎてしまうタイプ

このタイプの人は先ほどとは反対なタイプです。

・小さな疑問に深く考えすぎてしまう
・自分の設計に自信が持てない
・他人に指摘されると焦ってテンパってしまう

このタイプは、指示された仕事をやりきる意志はあるのですが、自分の仕事に自信が無いせいなのか、余計なところで深く悩みすぎて時間が足りなくなってしまう場合が多いです。

ミス自体は少ないですが、仕事のスピードが遅いのと、他人から何か指摘されると焦ってしまい間違った対応をしてしまうのが印象的です。

確かに設計者としては、疑問を持ったことは自分で調べて解決する力が必要ですが、そのことに時間をかけすぎて他の仕事ができなくなってはいけません。

機械設計に向いていない人への対策方法

機械設計者に向いていないタイプを代表的な2パターンに分けましたが、考え方を改善することで機械設計者として活躍することができます。

「自分の仕事に自信が持てず、考えすぎてしまうタイプ」の人は失敗を恐れすぎてしまうことと、仕事に手を抜けないことが原因であることが多いです。

失敗を恐れすぎない

失敗を恐れすぎてしまい、どんなことがあっても対処できるようにと細かすぎる事も徹底的に調べてしまっては、作業は進みません。

もちろん失敗しないに越したことはないのですが、失敗を100%防ぐことはできません。

失敗から学ぶことも多く、失敗経験はその後の仕事に良い影響を与えてくれます。

失敗しないように頑張るより、失敗した時の対処方のノウハウを蓄積した方が様々なことに対応できるようになるし、失敗した原因も分かるようになるので、何をすれば失敗を防げるのかがピンポイントで分かるようになります。

仕事で手を抜くことも大事

仕事で求められるのは「100%の完成度、かつ早い仕事」ですが、これは現実的ではありません

①100%の完成度だけど、納期を遅延する仕事
②80%の完成度だけど、納期通りの仕事

上記の場合、ぶっちゃけ①の仕事に価値はありません。

機械設計者の仕事は次工程に「調達、加工、組立、生産…」と多くの工程があり、スケジュールも設計時点ですでに決まっています。

納期を過ぎてしまうとこれらの工程全てに支障をきたすことになるので、納期厳守が最優先となります。(お客さんにもよりますが...)

最初から100%を目指すのではなく、納期を守る為にまずは80%の完成度を目指し、そこから完成度を上げていくといった考え方をすれば、時間に余裕をもって仕事をすることができます。

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