材料は規格の板厚、幅から選ぶクセを付けよう【SS400等の規格表あり】

SS400などの各材料にはjisで決められた規格の板厚や幅があります。部品形状を決める時はこの規格材を使うことを念頭におきましょう。

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規格材とはどんな材料のこと?

規格材とはJISで決められた寸法の材料の事です。

よく使うSS400やS45Cのフラットバー(平鋼)や丸棒はもちろん、ステンレスやアルミ材などにも規格材が存在します。

例えばSS400のフラットバーだと、板厚12mmは規格にありますが板厚13mmは無く、さらに同じ12mmの板厚でも幅50mmは規格にありますが幅55mmはありません。

なぜ規格材を意識する必要があるの?

規格材を使う主な理由は「加工費の削減」の為です。

例えば板厚13mm×幅50mmの部品を設計したとします。13mmは規格材に無いので、規格材の15mmから2mm削らなくてはなりません。

しかし規格材の事を知っていれば、最初から規格材である12mm×50mmを選ぶことができ板厚を削る必要もなくなります。

後者の場合、削る量にもよりますがおおよそ数百〜数千円の加工費の削減ができます。

ちょっと設計を見直すだけで簡単にコストダウンが出来ますね。

ただ注意点として、部品の取り付け面などである程度キレイな平面が欲しい場合は規格材から2〜3mm削る必要があります。

他にもh7公差のミガキ材の丸棒を選べば加工無しでそのままベアリングの軸にする事ができますが、規格径を知らずに丸棒の径を適当に設定してしまうと、その径に合わせるために無駄に外周を数mm削らなくてはなりません。(大抵のベアリングは規格材に合わせた内径が用意されてますけどね)

しかも設計が終わり部品図をバラすタイミングで「規格材寸法に直す作業」が発生したらかなり面倒くさいです。一つの部品を1mm変えるだけでもその周辺の部品形状まで影響が及ぶので、修正に時間がかかってしまいます。

SS400(フラットバー)規格表

SS400(フラットバー)の規格表を載せるのでメモとしてお使いください。

板厚(mm)/幅(mm)                                          
4.5t 25 32 38 44 50 65 75 90 100 125 150                    
6t 25 32 38 44 50 65 75 90 100 125 150 180 200 230 250 280 300        
8t 25 32 38 44 50 65 75 90 100 125 150 180 200 230 250 280 300 350 400    
9t 25 32 38 44 50 65 75 90 100 125 150 180 200 230 250 280 300 350 400    
12t 25 32 38 44 50 65 75 90 100 125 150 180 200 230 250 280 300 350 400    
16t   32 38 44 50 65 75 90 100 125 150 180 200 230 250 280 300 350 400 450 500
19t     38 44 50 65 75 90 100 125 150 180 200 230 250 280 300 350 400 450 500
22t         50 65 75 90 100 125 150 180 200 230 250 280 300 350 400 450 500
25t         50 65 75 90 100 125 150 180 200 230 250 280 300 350 400 450 500
28t             75 90 100 125 150 180 200 230 250 280 300 350 400 450 500
32t             75 90 100 125 150     230 250 280 300 350 400 450 500
36t             75 90 100 125 150 180 200 230 250 280 300 350 400 450 500
40t             75 90 100 125 150 180 200 230 250 280 300 350 400 450 500
45t             75 90 100 125 150 180     250 280 300 350 400 450 500

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