今回は皆さん気になる「年収」のお話です。
会社員として一つの会社で働いていると分からないのが他人の年収事情。そんな年収事情ですが、今回はTwitterで機械設計エンジニアの方々に「現在の年収」のアンケートをとりました。
自分の年収が同業者の中で高いor低いが分かります。
自分がどんな年収で転職オファーされるかを知る方法
この記事を読むにあたって、「自分の市場価値」を把握しておくと理解が深まります。「自分のスキルってどれくらいの価値があるんだろう?」と思っても、自分の市場価値を知る機会は中々ありません。しかし自分のスキルを評価してくれる会社があることを知れば、転職で年収を上げることができます。
そこで自分の市場価値が分かる便利なツールに“ミイダス “というサービスがあります。このミイダスでは「自分の保持スキルに対して企業がどれくらいの年収でオファーしてくるのか」が会員登録不要で分かります。
やり方は簡単で、下のリンク先ページにある「まずは、あなたの市場価値を診断」を選びます。
あとは質問事項に答えていくだけで、以下のようにオファー年収がすぐに出てきます。
ミイダスでオファー年収を出すだけなら、個人情報や会員登録は不要です。
※実際にオファー年収を提示した企業を知るには会員登録が必要になりますが、電話勧誘は一切なく、求人情報が載ったメールが1日1通送られてくる程度です。
また会員登録することで、オファーしてきた企業情報や「コンピテンシー診断」、「パーソナリティ診断」といった面白いサービスを受けることもできるので、とりあえず登録しておくのをオススメします。
実際の機械設計エンジニア263人にアンケートした結果
では自分の市場価値が分かったところで、実際のTwitterアンケートの結果を発表します。
ズバリ、機械設計エンジニアの平均年収は500~550万円です。
【機械設計者の年収ってどれくらい?】
— こうちゃ@機械設計ブログ (@MC_CRAFTOR) March 20, 2022
みんなが気になる年収のアンケートを取りたいので、ご協力下さい😌
多くの方に参加頂きたいので、RTしてくれると助かります。
(下のツイートに繋がります)#アンケート参加で投票率が分かります#拡散希望
投票期間をミスったのでこちらに追記します。(最終的には合計させます)
— こうちゃ@機械設計ブログ (@MC_CRAFTOR) March 21, 2022
アンケート総数は263回答で、詳細な結果は以下のようになりました。
年収 | 回答人数 | 割合 |
300~350万円 | 29人 | 11% |
350~400万円 | 20人 | 7% |
400~450万円 | 38人 | 14% |
450~500万円 | 65人 | 25% |
500~600万円 | 43人 | 16% |
600~700万円 | 25人 | 10% |
700~800万円 | 16人 | 6% |
800万円~ | 28人 | 11% |
円グラフで見やすくしてみます。
一番割合が多い年収帯は450~500万円となり、その次は順に500~600万円、400~450万円となっており、おおよそ400~600万円が半数を占めています。
なかには800万円を超える人も11%います。
恐らく大企業の方だと思われますが、機械設計で年収800万円を超えられるのは夢がありますね!
※匿名のアンケートなので信憑性がないと思われるかもしれませんが、匿名だからこそ「年収マウントや自慢、逆に自分を低く見せるための嘘」などが無い分、信憑性が高い結果になっています。
機械設計エンジニアと日本全体の年収を比較
一方で日本の正社員の平均年収は496万円(※)です。(中小企業のみだと約390万円)
※ 国税庁HP”標本調査結果” より
対してアンケートによる機械設計エンジニアの平均年収は500~550万円なので、正社員全体の平均年収より0~50万円ほど高くなります。この結果から機械設計エンジニアの年収は決して低くなく、むしろ若干高い事が分かります。
やはり機械設計エンジニアは特殊なスキルが必要なので、平均年収は高くなるようです。
機械設計エンジニアの年収を上げるには?
機械設計エンジニアは日本の平均年収よりも高い年収だと分かりましたが、中には「全然平均年収に届いてない…」という方もいるかと思います。円グラフでいうと下の青色の年収帯になります。
またもう一つの目安として中小企業の平均年収が390万円なので、それ以下の年収の方も年収を上げることを視野に入れるべきです。円グラフでいうと下の赤色の年収帯になります。
この赤色や青色の年収の方は、転職をすることで年収が上がる可能性がかなり高いです。
ただし転職活動を始める際は、「考え無しでの転職」は転職失敗の可能性が高いので避けましょう。
転職先を見つける際は次のポイントが重要になります。
- 自分のスキルを評価してくれるか
- 現在の悩みが再発しないか
- 事前に転職先の情報をどれだけ深く知れるか
この3つのポイントを転職前の段階で抑えることで、転職成功率を上げることができます。
転職を成功させる方法は次の記事で詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。
機械設計エンジニアへ転職する方法【資格なし・未経験OK】
機械設計エンジニアへ転職する場合、資格は特に必要とされないことが多いです。ただし業種によっては必要な会社もあるので、募集要項は必ずチェックしましょう。
また基本的には機械設計スキルを持った経験者が優遇されますが、未経験者OKの求人もあるので機械設計と全く関係ない職種の人でも機械設計エンジニアへ転職することは可能です。
未経験から機械設計エンジニアへ転職する方法は次の記事で詳しく紹介しています。
【まとめ】機械設計エンジニアの年収事情
この記事の内容をまとめたのが以下です。
※当ブログが実施したアンケートによる
現在の年収とオファー年収に差が大きい場合は転職で年収アップが見込めます。
この記事を参考に、あなたも適性な年収を得られるようにしましょう。
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